【年齢を重ねて気づく、肌とお酒の微妙な関係】

「最近、前と同じケアをしているのに肌が整わない気がするの」
「お酒は好きだけど、これって美容に関係あるのかなぁ?」
ある日、同世代の友人A子から、こんなふうに相談されました。
仕事や家事がひと段落した夜、グラスを傾ける時間は、心がほどける大切なひととき。
私はお酒を飲みませんが、同席して楽しく会話することが好きです。
でも、30代後半〜40代以降になると、
“これまで大丈夫だったこと”が、少しずつ肌や体に表れやすくなる のも事実です。
「お酒が悪いからやめなきゃいけない」
そう言われると、苦しくなってしまいますよね。
だから今日は、
飲酒を否定するのではなく、美容の視点で“どう向き合うか”
アドバイスを求めてきたA子に話したことをお伝えしたいと思います。
【どうして年齢とともに飲酒が肌に影響しやすくなるのか】

若い頃と同じ量・同じ頻度で飲んでいるのに、
なぜか肌の調子が乱れやすくなる。
それには、年齢とともに変化する体の仕組みが関係しています。
・アルコール分解に関わる肝臓の働きは、少しずつ変化する
・睡眠の質が若い頃より影響を受けやすくなる
・水分保持力や回復力が年齢とともに低下する
アルコールそのものが「悪」なのではなく、
分解・回復・巡りのバランスが追いつきにくくなることが問題なのです。
A子には、こんなふうに伝えました。
「前は流せていた負担が、
今は肌に“サイン”として出やすくなっているだけかもしれないね」
これは、誰にでも起こりうる自然な変化です。
【やめるより大切な美容としてのお酒との向き合い方】

ここで大切なのは、
「飲む・飲まない」の二択にしないこと。
美容の視点では、
“お酒をどう扱っているか”がとても重要になります。
表面的な対処だけでは、根本は変わりません。
見直したい視点として
・飲酒=リラックス、という役割を自覚する
・量よりも「飲むタイミング」と「その後の過ごし方」
・飲んだ翌日の肌と体の反応を観察する
例えば、
夜遅くまで飲んだ日は、
睡眠が浅くなり、肌の回復時間が短くなりがちです。
また、アルコールには利尿作用があるため、
体の内側は想像以上に乾きやすい状態になります。
だからこそ、
・飲酒前後の水分補給
・肌を「攻める」ケアより「守る」意識
・翌日は巡りを意識した過ごし方
こうした小さな視点の積み重ねが、
年齢肌にはとても大きな差になります。
私はA子にこう言いました。
「何を使うかより、
自分の体をちゃんと見てあげているか、だと思うよ」
美容は、管理ではなく対話なのだと思います。
【そのまま続けた先にある気づきにくい違和感】

もし今、
「なんとなく調子が悪い」を見過ごしているとしたら。
それは、
静かに積み重なっているサインかもしれません。
・疲れが抜けにくい
・肌が乾きやすい
・気分の切り替えに時間がかかる
──それでも、日常は回ってしまう。
だからこそ、変化に気づきにくいのです。
「まだ大丈夫」が、一番の分かれ道。
A子もこの言葉を静かに聞いていました。
【お酒と上手に付き合えた先にある美容の余白】

向き合い方が変わると、
不思議とお酒との関係も変わってきます。
・飲むことに罪悪感がなくなる
・量や頻度を自然に調整できる
・肌や体の声に耳を傾けられる
すると、
肌だけでなく、心にも余白が生まれます。
「今日は飲みたい日」
「今日は休ませたい日」
どちらも選べる自分でいること。
それは、
年齢を重ねたからこそ手に入れられる
大人の美容バランスなのだと思います。
【美容は、我慢ではなく理解から始まる】

お酒が好きなことは、悪いことではありません。
大切なのは、
自分の今を知り、いたわる視点を持つこと。
Minami Beauty salon では、
こうした「美容と日常の向き合い方」を、
一緒に考える場所でありたいと思っています。
誰かの正解ではなく、
あなた自身の心と体に合う選択を。
それが、
長く続く美しさにつながっていくと、私は信じています。
